どうなってるのやら

あゆぽっぽ。あゆぽっぽ牛乳。

極東島国DRAM奇譚。

 そういえば筆者とこのx86マシンには、ちゃんぽんデュアルチャネルものが複数台ころがってます。 「1×2GB, 1×4GB」とか「1×4GB, 1×8GB」とか。 初期搭載メモリが『固定』扱いで、BTO発注するとき増やして確定ボタンを押してしまったからですw

 「4+8=12GB」なivyBridge機(※注:ノートです)をお買いあげした時、あゆぽっぽにとって「8GB超」は余裕幅でした。 なので計12GBのうち、下位8GBがデュアルチャネル扱いになるなら事実上満点にちかい..ってことになります。

 自分の記憶が正しいなら「実装4+8→計12GBのうち下位8GBがデュアルチャネル」のはずです。 自然に考えれば。 あれ、下位..?

 もちろんナチュラルに考えれば「上位8Gじゃなく下位」からデュアルで当然?な気もしますが、どこで読んだのか忘れました。 とりあえずゴゴール様に「flex dual channel memory map lowest」と投げてみたら、ゲーマーPC販売業のサイトがひっかかりました。 パソコン売ってる人々がこんなの正直に書くなんて、まぁえらく親切でございますね!oTL

 さて自分以外にも、「ちゃんぽんデュアル対象はアドレス下位から」と言ってる業者はみつかりました。 じゃぁ同じこと言ってるIntelはネットにころがっているのかというと..

 みつかりましたマザボのドキュメントに書いてあるような話でした。 そんなわけで「AsymmetricDualChannel→下位からデュアル」と思って問題ありません!ww

 仮に「これくらい積めば十分」なメモリ容量を、体が覚えているとします。 予算や宗派の関係で、やむを得ずちゃんぽんデュアルを選ぶことがあったとします。 それなら「下位~十分域までデュアルチャネル=(理想じゃなくとも)わりかし現実解として合格点」ではないですか?

 ..もともと「厳格に?同容量二枚一組じゃなきゃデュアルチャネル動作しない」時代がほんとにあったことから、この世界ではいまも「容量違い×二枚=問題外」といった空気感を感じます。 こまったことにPCベンダもメモリベンダもその方が都合いいらしく、「二枚一組でRAMを搭載すると高いパフォーマンスを発揮」なんて書く直販サイトがあっても「容量違った場合、その条件で望みうる最大限までデュアルチャネルとなります!」とは言ってくれません。

 国内メディアで唯一これを語っていたのはimpressぐらいだと思いますが、これもあまり拡散してないどころか『性能低いのにデュアルチャネルを謳うPCメーカーの悪知恵』扱いで切って捨てるスチャラカサイトまで見受けられます。 というか「スワップ→シングルch」だって劇的に速くなるのに、おまけで下位から規定量デュアルchがつくならプラス査定とかじゃないの?

 こうしてまた、日本語の情報しかあさらない人々は壁の内側にいるのでした..

 海外PC系ハードウェアニュース最前線を和訳されているサイト様もいらっしゃいますが、そこが目をつけない話は埋もれてしまうことに。。 なむな~む..