どうなってるのやら

あゆぽっぽ。あゆぽっぽ牛乳。

Crysis1 Remastered

 CE5.6ティーザーでは、リンシャンにしか見えない南国の孤島が出てきてユーザーコミュニティ騒然でしたね。 初代Crysisを思いおこす際、わすれてはならないポイントはいくつもあります:

 *DX9モードでのveryHigh相当設定は、ゲーム中選べなかった
 *DX9モードでのveryHigh相当設定は、静止画レベルではVH@DX10とほぼ同等の絵柄を出した
 *DX9モードでのveryHigh相当設定は、VH@DX10に比べエフェクトのリッチ感が薄かった
 *DX9モードでのveryHigh相当設定は、VH@DX10に比べフレームレートが少々大きかった

▲*.cfgを詰めてもDX9-DX10間で同じにならない要素として、「戦車戦で見られる砂ぼこりがDX10は濃い(同居人談)」「DX10モードは爆発が違う(海外掲示板談)」「DX10モードはオブジェクトモーションブラーが以下略(複数ソース談)」あたりがあるようです。 しかしこれらは動かさなければわからない差異なので、スクショをカジュアル視点で見る限りDX9vsDX10で描画力に違いはありません。

 いまはなき(なんとsoftonicに買われてしまったそうな..)tweakguideでは、実際にVH@DX9VH@DX10を並べた画像が載っていました。 筆者はリアルタイムでさんざん試した組なので、「CrysisはDX10の底力を見せつけた意欲的タイトルだった」なるトンデモサイトの説明が間違っていることくらいはわかります。 なお続編C2はDX9オンリーで発売された上、後付けで追加されたDX11有効モードはやりすぎテッセレーションの嵐(過剰なまでにポリゴン分割されたコンクリ壁!)で必ずしもいいことずくめじゃなかったみたいですね。

 ..いずれにせよ、Crysis1はDX10の力を見せつけた(×)わけではなくDX9の底力を示してくれた(○)と考えるのが正解です。 DX9なんて死語になりかけている現在、Crytekはremasteredでどんな絵を見せてくれるのでしょうか。