どうなってるのやら

あゆぽっぽ。あゆぽっぽ牛乳。

GeforceRTX30x0

 年明け。 世界中に知られるASUStekが、自社販売分のビデオボード北米価格を公式に引きあげると発表しました。 おもてむきは「部材をはじめとする各種コストの上昇」が理由とされているものの、reddit民の間ではGPUまわりに対する関税の特例的免除措置?が終わってしまった影響』だといった噂が流れており、これが本当なら主力VGAブランドが(公式発表の有無を別にして)いっせいに価格引き上げを断行する可能性は捨てきれません。 もともと30x0系は極端な品薄とMSRPをはるかに超える市場価格が世界中で観測されていますが、今回主力ベンダの公式値上げを受け「$500な3070がasus特価だと$700に届いてしまうのか」「もともと自分の住む地域ではRTX3080なんてUSD1000を超えている」「旧2000シリーズでさえ値上がりの兆候がある」「公式が転売価格な値札を付けるのか」「そろそろ新しい趣味を探す時がきたんじゃないかい?」などといった書きこみまで見られます。。

 ..日本ではもともとMSRPに対し、消費税および代理店マージンを乗せた上での価格提示が通例となっています。 マージン分については諸説ありそうですが、筆者の少ない経験則では'3割程度'を見込んでおり、「MSRP$699(3080)/1ドル106円(202009時点)」だとすれば699×106×1.10×1.3=105954.42円といった計算になります。 これより安価なものは日本市場的に値頃、高価なものはプレミア..的に考えていた時期があゆぽっぽにもありました。 ありました。 しかし..

 store.asus.comに並んでいる非OC品(TUF)は今も$699と打たれています。 ただし当該商品は在庫切れしてばっかで事実上買えないものらしく、その次に安いOC版TUFなら$860。 仮に消費税10%の地域で購入するとすれば代理店マージンの概念がなくとも10万円級となってしまい、なんと国内で買える安めの個体と変わらない状況です。 筆者の手元にある、gainward製の個体[1740MHz]と似た相場でしょうか。

 なおTUF/OC自体が国内に出回った際の価格は税込11-12万円だったそうですが、次回の入荷はおいくら万円になるのでしょうか。 まだ北米価格の値上げを表明していないevgaや、お手頃価格系のブランド(innovisionやgalaxy等)がどう動くのかも気になります..