どうなってるのやら

あゆぽっぽ。あゆぽっぽ牛乳。

Crysis Remastered

 かつて、元祖Crysis1は重いゲームでした。 夏っぽい初期ステージ[※劇中の日付は8月だそうな]でも30フレーム出なかったと記憶しています..が、雪山の後半ステージになると極寒や吹雪を表現するためのパーティクルが飛びまくり、このため凍りついたLingshan島(paradiseLost/exodus)はプレーヤーに一層の絶望をもたらしたものです。

 しかしremasteredで事情は変わりました。 少なくともあゆぽっぽの考える限り変わりました。 植物や小さい岩の描画しきい距離が伸び、やたら凝りまくった光の計算が負荷を要求し、cr:mの常夏ステージはグラフィックス調整をするにあたり最難関へ変貌しています。 C1の映像表現を象徴するチャプターなので凝っているぶんにはかまいませんが、逆に雪山ステージでの負荷は相対的に激しくない点はおさえておいたほうがよいでしょう。

 極寒の世界に変わりはてて以降、プレーヤーの活動する場は謎のエネルギードーム?に覆われており、当該ドームには特段映りこみのようなエフェクトは適用されていません(単なる曇った屋根)。 またドームの外に位置する植物・中小オブジェクトは描く必要がないため、remasteredがフィーチャーしている長い描画距離は事実上キャンセルされます。 ついでにいうなら本作では落石表現・岩壁から吹雪が吹き出す表現・凍ったヤシの葉を撃つと砕ける表現・凍った中型雑草?に踏みこんで離れると雪のしぶきが飛ぶ表現など多くのエフェクトらしきものが省略されており、オリジナル版paradiseLost/exodusにあった濃い感じを捨てている(360版由来?)ので超なおさらです。。

 ..高めのグラフィック設定にて、paradiseLostよりassaultの方が重いのにはこれだけの理由があるのだろうと思います。 overclockersclub.comへ投稿された有志の測定によれば、(assaultはありませんが)「contactやonslaughtはparadiseLostより重い」といった結果が実際に出ています。。