どうなってるのやら

あゆぽっぽ。あゆぽっぽ牛乳。

Lavie GX / 多少マシなbudgetマザーだったかも?編

 https://aypppo.hatenadiary.jp/entry/2022/07/20/122719
 ↑このエントリ..の続きです。

 青くなってしまうようなimpressレビューから数週間、気がつけばitmediaの記事が出ていましたitmediaは提灯度が低い!いや高い!などとは言いませんが、少なくとも別の手がかりが公開されたことは確かです。 この記事によれば:

 (a) itmediaの個体も、tccActivationTemp(tjmax)より低いcpu温度で推移している
 (b) itmediaの個体は、cinebenchR23による全コア負荷で16,000ptsをマーク
 (c) lavieGXには複数のcpu冷却プロファイルが載っており、デフォルトは'静音優先'
 (d) 'パフォーマンス優先'に設定した場合、同ベンチで19k程度は出るらしい

 △興味深い結果となってまいりました。 前回も参考にしたtechspotのレビューによると、longDurationPowerLimit=65wで動かしたi7-12700がmsimobo上で16k弱を記録しており、itmediaによるlavieGX既定状態はこれに負けないスコアを記録しています。 従って『65wに耐えられないvrmが足をひっぱっている』的な筆者の推定は違っていたことになります。 よかったです。

 なお当該プロセッサは、電力制限超過/cpu過熱保護/vrm過熱保護が起こらない(起こさない)条件で21,000ptsを超えることが知られています。 necのいう「19k」は多少低いですが、これは某ウルトラローエンドb660moboを使い95wにて走らせたときの数値に近く、少なくとも65wの呪縛?を有意に超えていることは確認できますね。

 この石を使い、いかなる場合も全コア4.5GHzで走らせようとすると、電力制限としては180w程度が必要になるとの話(reddit民の集団経験則)。 lavieGXに載っているそれなりのトップフロー型ファンシンクを考えると、まぁ95w相当(推測)のcpuパワーを出せるならまずまずではないでしょうか。 まずまずと言えないのは価格設定、あとはb660なのにメモリソケットが半分ランドになっている点は大幅減点です..