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せれくとさん。

 その名の通り、3枠ある。 Pr4仕様otfでいただく予定。

 ひとつはリュウミンR。 M社にしては「かたい内容を組むとまじめに見え、やさしさを押し出した内容なら受け止めてくれる感を醸す」二面性を、かなり高次元で満たす書体だと思ってる。 困ったことに業界のレジェンド'石井なんちゃら'よりも好みなので、これを複数ウェイト持たない理由がない。 また近年すっかりおなじみ「ヒラギノ」とは比べる気にならない。 なんでかっていうと:

 (a) 「長期に渡っての資産運用を心よりお手伝い致します」

 (b) 「うるおいを実感してください」

↑こう綴ったとき、(a)はヒラギノ明もリュウミンもまじめなイメージを放ってくれる。 まったく同じじゃないにしろ、それぞれ実直な印象があって十二分にうなづける。 しかし(b)になると話がちがってしまう。 例文(b)は筆者の創作なんかじゃなく、おおむかしユニリーバdoveの公式サイトで使われているのを見たことがあるけど.. 当時ヒラギノ明朝で「うるおいを実感してください」と書かれているのを見て、「うわなにこの乾燥肌感。。」と絶句してしまったのでしたoTL なおその頃、doveの現物は一貫してリュウミンだったのが個人的救いというべきか..

 と、いうわけで。

 ヒラギノ明には「みずみずしさ」が足りず、それが気になってしまうので自分としては漏れてしまう。 「どんな文字列を組んでも安定する感じ」では字游工房に軍配があがるだろうと考えてはみても、どうにも'刺さらない'のでたぶんむり。。

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 てゆーか、そういえば。

 「可読性のためにあれこれ既存グリフをいじりました! これがユニバーサルデザイン時代の新作です! 年契でどうぞ!」っていいながら、濁点がへんにふくれあがってる字で業界もりあがりましたね(棒)。 可読性は死ぬほどたいせつだけど、自社フォントをちょっといじってハイUD!じゃ心に響く字にはならないと思う..そんなよるさがり。。

 いまや書体メーカーも、「美的創作性はほうり投げて機能性だけでいいや」なのでしょうか。 肩書'UD'と'教漢'に共通する闇だとさえ、じぶんは思います..