どうなってるのやら

あゆぽっぽ。あゆぽっぽ牛乳。

かぜのように。第一幕

 type-labo社?より、ルイカと対になりそうな書体が出てました。 「レラ」はReraと書くそうです。 角ばっていないながらも、まるっこすぎない味つけ。 直感ですが今のご時世に合っていると思います。

 ..筆者的には「じゅん」を即席ワープロレンダリングした時、何度も「あっまる文字かわい~」っぽい反応が返ってきて考えさせられた経験があります。 正直じゅんもナールも丸文字とは言いにくい立場にあると思ってしまう(※iクールやeツールの悪影響)のですが、きっと現代の世間様はそうじゃないのでしょう。 つまり平成丸ゴやヒラギノ丸ゴ同様、この時代に(まる文字とオーバーラップしない)丸ゴシックを創りだすなら『かわいらしすぎない調整』を施さなければなりません。 レラは丸さと静かさに加え、ほどよいそっけなさを備えているので第一印象的には十分うなづけると思いました。

 いずれにせよ、市場になかった書体を自分的嗜好軸で見極めるなら..まず「見慣れること」をが初めの目標となります。 ライセンス持ってなくても、てもとのサンプルが少なくても、慣れた状態で「それでも好き」なのか「あんまし好みじゃない」のか。 あゆぽっぽはルイカの漢字を好きにはなれなかった(あの一画めが..)一方、かなカナ文字は気になったので混植シナジーを期待してW1-5を買いました。 レラもひょっとすると、そんな位置になるかもしれません。 個人的には、ごんべんの一画めが立っていない無個性バージョンがあれば文句なかったです。。

 レラの細いウェイトを眺めていると、漢字の曲がりかど?を大きめにラウンド処理?していることが解ります。太いものでは丸さを強調する様子がないので、極細はセオリーどおり極小サイズで使うのがよさそう?