どうなってるのやら

あゆぽっぽ。あゆぽっぽ牛乳。

PC Building Simulator

 この作品ではIntelだとかAMDのシステムを扱います。 Intelの場合(特段の設定がなければ)TjMaxへ到達した瞬間クロックを落とし、温度が下がったことを確認してクロックを戻します。 ファンシンクが外れかけている場合は次の瞬間TjMaxへ戻ってしまうため、実際にはクロックの乱高下が見られますがマシンとしては「ハングしない!パフォーマンスは出ない!」といった現象が起きます。 筆者の経験上はdothan/conroe/penryn/ivyBridge/haswellで確認したことがあり、また知人からはgulftownのシンク外れかけマシンでそうなったと聞きました。 ゲームさえ動いてしまうので判りにくいのでしょうね。。

 ..本ゲームではシンクの外れかけを再現できそうにないため、残る可能性は「グリス塗りわすれ」or「シンクのほこり詰まり」となります。 前者が理由でTjMaxを突破してしまう可能性は低いと思うのですが、ゲーム内の顧客が「前オーナー時代、御社に作ってもらったマシンはグリスが塗られてなかった!何をやってもアツアツだ!」などと言ってくるのでPCBS時空では重くみられている可能性があります。 なお後者は4年動かしまくったconroeXtremeがTjMaxへ貼りつく[※]のを目撃しているので、ケース内が白まだらな個体でベンチスコアが落ちまくるのは変じゃありません。

 [※] conroeはCore2前期です。 MSR(1A2h[23:16])たたいてTjMaxの値を採ることはできませんが、TjMaxと現在コア温度の差分を採ることはできます。 従ってTjMaxへ届いているかどうかの判断は可能です。