どうなってるのやら

あゆぽっぽ。あゆぽっぽ牛乳。

にごった湖。熱チューブ。

 おそらくですが冬やすみが近いです。 積んであるcoffeeLake9700kを、どこかで組みつけなければなりません。

 いろいろあって、CPUシンクを小さくしようと思いました。 NH-D15はVGAぎりぎりまでセリ出してくるため、死蔵してあるNH-U12Sへ戻してしまおうという浅はかな考えです。 手元の個体は相当古く、おまけの115x用バックプレート[3種あります]がv1だった頃に買ったものらしいことは確かです。 個人的にはNM-i3派なので、気にはしてませんがi115xのv3もあったはず。

 手持ちのU12は1155時代に買ったので、表面の銀つや感はなくなり白っぽく見えます。 もちろんシンク表面はふきとれば?キレイになると思います、ほこりは吹けば飛びます、ファンはヘタってても換えればどうにでもなります。 んじゃヒートパイプ内の熱伝達性能?はどうか、あっさり経年劣化するのか.. と首をかしげるところですが、これについてはNoctua自身の見解と思われる回答がOCNに出ています

 「理屈の上では、『ヒートパイプから蒸気が漏れ、本来の機能を果たさなくなる』可能性はあるでしょう」
 「製造工程に起因する初期不良or物理的な損傷経由なら、このような事象が起こることはあります」
 「..が、適切な使用状態で自然に起こることはありません』

 ▲もちろんヒートパイプが永遠に朽ちはてないとは思えないため、「自然には劣化(蒸気漏れ)しない」=「常識的に考えうる使用時間のうちは劣化しない」といった文脈なのでしょう。 なお先のOCNフォーラムでは、Thermalright製の個体を12年程度使って劣化がないとの報告もありました。 ひとまずNoctuaの言葉でいうと、「封止できていないなら製造不良」「外的ダメージがなければ劣化しない」といった話になります。

 ぎゃくにgdm.or.jpでは、数年ほどで買いかえをすすめるScytheの人が登場します。 製造不良なら数年保つはずがないので、Scythe的には「オーナーによるダメージ」or「数年でほんとに蒸気漏れする」可能性を考えていることが推測できます。 オーナーダメージについてはNoctuaと意見が一致しているため、ここでは全く違和感がありません。 じゃぁScytheが「数年で性能低下」と言いきる理由はどこにあるのか。 同社担当者の発言に「ヒートパイプ製造元での保証が1-2年」とあるため、もともと半永久的には保たないヒートパイプなのでしょうか。

 ..S社から買ったクーラーのヒートパイプが、数年で蒸気抜けする理由があるとしたら。 あゆぽっぽは現状「むきだしの銅をそのままヒートパイプに使ってしまい腐食が始まる」んじゃないかと疑い始めています。 先の文中に登場する同社製シンクは全て銅色のパイプが装備されており、NoctuaやThermalrightの(安くない)ラインナップだと銀色メッキが普通です。 そして全身銀色のシンクが、数年で冷却すっからかんになる話は正直きいたことがありません..

 というわけで。 購入後5-6年のNoctuaシンクなら劣化してないでしょう。 理想的な条件とは言えないながら、NH-U12Sに挑戦する価値はありそうですね。

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 個人的には、S社のAshuraとAshuraShadowとでヒートパイプの保ちが違うのかどうか。 むこう数年は気になります..