どうなってるのやら

あゆぽっぽ。あゆぽっぽ牛乳。

Crysis3

 とつぜんsteamでの販売が始まって、両目を細めながら昔を思いだすきょうこのごろ。
 C3は重くもあり、軽くもあるゲームです。 ここに読者が舞いこんでくるとは思えませんが一応書きます。

 一つ。 Crysis3は重い
 シリーズ恒例、「発売当時のハードウェアには挑戦的な負荷をたたきだす」Crytekの伝統です。 発売当初のC1に比べれば遊べるフレームレートだった気もしますが、それでも当時のマシンを十分meltする重さでした。

 一つ。 Crysis3は軽い
 これは昨今のAAAと、C3とでフレームレート/見た目画質を比べれば解るのではないでしょうか。 筆者手元のGTX1050(非Ti)で体感上あそべるfps値に調整した場合、たとえばTheDivision1よりCrysis3の方がずっとキレイに見えます。 最高設定どうしでの比較ならeurogamer.netにありますが、こちらもC3が優位な差をもって高いフレームレートを出しています。 つまり発売当初の重さは(×)ハードウェアリソースを食いつぶしていた結果ではなく、むしろ(○)ハード性能をむだにしない謎技術がCrytekにはあったと言うしかありません。

 一つ。 Crysis3の最低設定はきれい
 C3は初代C1と同じく、「low, middle, high, veryHigh」といった表現のプリセットを持ちます。 C2[※現行最新パッチ]では一番下を「high」と名づけ、Crysis1からの進化を象徴するかのネーミングでしたが..C3では元に戻ったようです。 いずれにせよ現在のハードウェアでは十分以上に軽そうなCrysis3のlow設定ですが、見たことない方は実機or動画サイトでご覧になることをおすすめします。 老舗tom'sHardwareなんて、「Crysis3 melts your machine, but low settings are still beautiful」と言いきったものですよ当時。

 一つ。 Crysis3は今もVGA差を露呈する
 数年(7年?)程度で俗に言うCPUボトルネックへ移行するタイトルがどれほどあるのか筆者は知りません。 ..が、少なくともC3はまだそうなってない例と言えます。 本日二度めの登場となるeurogamer.netでは、「昨今のドライバが優先的に最適化を与えない」「グラフィックスカード間の差異が今も出る」環境の例として今もテストに加えているそうな。

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 シナリオについては横にどけておきます。 シリーズ全体を英語で遊ばないかぎり空気を理解するのは難しいと思いますが、「(no) choice」「(post) human」「sacrifice」「used to → call → called」あたりが鍵じゃないでしょうか。 英語圏のレビューでも『colletive経由の情報に重要な設定が偏っている』と評したところがあるくらいなので、本編中の収集アイテムにひもつく各種資料を掘りおこさない限り全容はつかめません。 まぁ辞書をお友達にして長く楽しむのがおすすめです。。