Deus Ex Mankind Divided

　..帰ってまいりましたAdamJensen。 panchaea発の大暴走事件以来、augmentedが無条件に危険な人種(kind)扱いされている未来は目の前に。

　adamが住居をかまえているpragueの街では、前作に見られなかった「naturals」「augs」なる表記がしつこいまでに見られます。 通行人に話しかければ前作では耳にしなかった「kind」という表現が飛びこんできます。 たとえば「..アンタたち同じkind同士で話でもしたらいいじゃないか」みたいな具合です。 つまるところaugmentedな人々はそういう単一の？人種であって、機械パーツを体に入れていない人(naturals)とは別のkindだというマズい思想ですね。 サービス業の店舗や日当たりのよいベンチにnaturalsOnlyなどと書かれているのは当たり前、駅の出入口・ホーム・列車でさえaugs/naturalsで隔離される始末。 adamがnaturals専用車に乗りこむと、周りのお客さんが刺さるような視線を向けてきます。 一方augs専用車へ踏みこむと、照明の暗さ以上に乗客の暗い表情が身に染みます。 どちらへ乗っても害はありませんが、プレーヤー的に気分よくありません..

　..特定の集団に特定の呼び名が付けられること自体には問題なくても、別の特定集団との間にいわれのない落差/区別を設けるための呼び名は当事者に深く刺さります。 長い間刺さります。 その手の不当区別(差別)媒介に使われた実績のある用語が取扱注意になる世相は全く正しく、現実世界で「blackList」「whiteList」みたいな呼称でさえやめましょうといった風潮には納得できます。 DXMDでは「augs<-->naturals」がそれに当たるわけです。 adamは本人の意志に関わらずaugmentationを施されているため、なりゆきだけが理由で今やaugs扱い。 作中のaugsにはやむなく機械埋めこみを強いられた人々が他にもいると考えられ(DXHRでのprostituteさんとか)、そういった人々の届かぬ声を少しでも想像しなきゃなんないだろうことは伝わってきます..

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　いまならcrysisWarheadで、colonelLeeがpsychoを「american」と言いはなつ文脈が理解できます。 ちなみにpsychoはコレに負けておらず、最後の最後で「i'm british」と言い返すオチが付いてきます。 fandomではpsychoの代表的語録扱いなのですが、日本語訳でどうなったかは知りません。