どうなってるのやら

あゆぽっぽ。あゆぽっぽ牛乳。

湖畔の白樺

 alderLake出ました。 12700kなら$409だそうなので、円相場×税率から計算する限り5万円強を除いた差額が代理店(or販売店?)マージンに相当します。 現状はこの差額割合が10%を超えており、それなりの期待感を反映した初物プレミア状態と言えるでしょう。 個人的な都合上『湯水のようなメモリ』と『適量以上のコア』を持ったintelベースのマシンが望ましいのですが、alderLakeの場合ddr4/ddr5で公称のメモリ最大値は変わらないためコンサバな前者のマザーがほしいところ..

 あゆぽっぽがintelシステムを好む理由は、(ロゴマークの好ききらいに加え)プロセッサが超ヒマをしている際の電力消費がリーズナブルだからです。 cpuに超いそがしいワークロードを与え続けた場合[電力効率的に]ryzenファミリにかなう立場ではなさそうですが、筆者はいまでも母艦のようなデスクトップマシンでネットをぼんやり巡ることがあり、そういった観点からヘヴィーな母艦であっても最低消費電力に寄ったチョイスをしています。 その上でデータベーステーブルに一定以上のdramを割いてみたり、複数の仮想環境間でクラスタリングの実験をするのが想定ユースケースでしょうか[2021/11現在]。

 こういった観点から、coffeelake→alderlakeというのは十分に価値があると思っています。 思いたいです。 しかし新規格のメモリに関しては魅力が薄く、そういったプレミアに乗るよりは手持ちのモジュールを積みたいのでddr4スロットつきの板だけは手に入れなければなりません。 ddr5を選ぶことで積載限界が増えるならともかく、ark.intel.comを見るかぎりそんな様子はありません。 いまの過渡期が終わらないうちに、はたしてd4なメインボードは無事買えるのかどうか。

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 techpowerupのテストによれば、現状mysqlを走らせるかぎりefficientCoreをenabledにしていることで足をひっぱられてしまう[スピード出ない]んだそうな。 実働環境ならシステムレベルでe-coreをdisable固定するのかもしれません。 販売サイドではe-coreのないダイをxeon(coreも?)にまぜる方法が採られるのかもしれません。 実験環境だとos上から切り離したくなるところですが、今世代で原理的に可能なのかは興味深いところですね。 それもできないならrocketLakeとalderLakeの価値が肉迫するシーンも出てくるはずで、本番マシンと検証機とでハードウェアのチョイスを変えるといったworkaround?も頭に入れて物色するセンスらしきものが担当さんには問われそうです。。