どうなってるのやら

あゆぽっぽ。あゆぽっぽ牛乳。

白樺/表裏/うらおもて

 現状出ているalderLakeは全開駆動させた時ライバルに負けないことを主張するための商品構成となっているようで、そのためか全力で動かした際のテスト結果を基にverdictsがまとめられています。 しかしredditでは12900kの個体に明示的な電力上限を設定の上、某レンダリングベンチでスコア変動幅を観察したとおぼしき計測結果が投稿されています。

 https://www.reddit.com/r/intel/comments/qu9cdm/i912900k_at_45_w_discussion/

 ▲電力キャップを大きく下げてもベンチスコアに大差ないことは予測できる[←クロックを稼ぐための高電圧が治まる]ものの、65Wに設定しても200W時に比べ3分の2の値が確保されています。 もちろんhardwareThreadsの本数(以上)分だけsoftwareThreadsが発行される理想のシナリオに限定されますが、『電力3分の1で性能3分の2』といった視点で考えると相応のインパクトではないでしょうか。 8+8構成のまま並の消費電力に設定された石orマシンが今後出てくるなら、提灯メディア様はあらためて「実は電力効率もすごかったADL」だの騒ぎはじめる予定なのでしょう。 個人的には110-140Wあたりの間で気がねなく使いたいです。。

 ▲上記の投稿主はperformanceCoreを2基disableした状態[6+8]で、44W上限でのスコアも並べています。 200W時に比べ電力上限は22%、しかしスコアは半分強を保っており、deskTopReplacement需要に向けた製品としてalderLakeは十分な可能性を持っていそうです。 よくも悪くも、あとはソフトウェアスレッドの割当精度しだいになるのでしょうか。